ファイル出力 / エクスポート
エクスポート設定
エクスポートに関する設定はドキュメントタイプごとにおこないます。ドキュメントタイプの編集→ファイル出力を選択してください。
エクスポート設定では、エクスポートパターンの追加や編集ができます。
エクスポートパターンとは、ドキュメントタイプごとに設定可能なエクスポートの事前設定であり、ファイル出力する解析項目やファイル形式などを事前に設定することができます。
エクスポートでは、ドキュメントタイプの構造そのものが変化した場合、例えば新しい解析項目が追加されたり、使わなくなった解析項目を削除した場合は、構造が変化した以前と以後で常に期待するエクスポート結果が出力されることを保証しておりません。
例えば、すでに解析されているドキュメントタイプにおいて、途中で解析項目の構造そのものが変更された場合は、変更以前にすでに解析済みの解析結果を同じエクスポート設定でファイル出力したとしても、変更以前と以後では異なる出力結果が表示され、必ずしも期待しない結果になる場合があります。なぜなら、解析結果は常にその解析時点の設定における解析結果を出力しているためであり、解析後の構造変化までは想定しておりません。
もし、ドキュメントタイプの構造を途中で変化させる必要があり、変更以前と以後でそれぞれ期待するエクスポートを実現したい場合はエクスポートパターンを以前と以後で分けるなどの対応が必要となります。
エクスポートパターンの追加link
新たなエクスポートパターンを追加したい場合は、+新規パターンボタンをクリックします。
- 1パターン名エクスポートパターン名を入力します。
- 2ファイル形式エクスポートするファイルの出力形式を選択します。
- 3CSV展開
- 4ヘッダー出力
- 5単項目の繰り返し出力
- 6出力ファイル名
- 7項目選択モード
- 8出力フィールド
- 9プレビュー
CSV展開link
CSV形式の解析結果を自動的に隣接するセルに展開します。
詳しくは、テンプレート変数のCSV展開をご確認ください。
*ただし、エクスポートではテンプレート変数は使用しません。
エクスポートにおけるCSV展開を適切に実行するためには、解析項目の解析方針がCSVである必要があります。
*解析結果がCSV形式のデータになっていても、解析方針がCSVでない場合は適切にCSV展開されません。
単項目の繰り返し出力link
表の各行に単項目の値を繰り返して出力するかしないかを選択します。
単項目の繰り返し出力を有効にすることで、出力される行数が異なる場合のある単項目と表項目のデータを、表形式として期待する形に整形することができます。
(例)ハイライト部分が単項目(請求日・注文者)の値です。
単項目を繰り返さない
| 請求日 | 注文者 | 注文品目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/1/1 | サンプル株式会社 | ノートPC | 1 | ¥100,000 |
| スマートフォン | 2 | ¥200,000 | ||
| エアコン | 1 | ¥150,000 |
単項目を繰り返す
| 請求日 | 注文者 | 注文品目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/1/1 | サンプル株式会社 | ノートPC | 1 | ¥100,000 |
| 2026/1/1 | サンプル株式会社 | スマートフォン | 2 | ¥200,000 |
| 2026/1/1 | サンプル株式会社 | エアコン | 1 | ¥150,000 |
単項目を繰り返さない場合は、単項目の値が1度しか出力されないのに対して、単項目を繰り返す場合は、単項目の値が表項目で出力される最大行数分出力されるようになります。
Tips:単項目と表項目について
単項目はドキュメント内で1つの値のみを取りうる項目、表項目はドキュメント内で複数の値を取りうる項目です。単項目と表項目では出力される行数が異なるため、表形式にまとめる際は「単項目の繰り返し出力」で出力イメージを調整します。
詳しくは単項目と表項目をご確認ください。
出力ファイル名link
エクスポート時に出力されるファイル名を設定できます。
出力されるファイル名には、固定の文字列はもちろん指定の変数を利用することができます。
項目選択モードlink
出力する解析項目の選択方法を決めます。
全選択
エクスポート実行時点の全解析項目が自動的に出力されます。項目追加・削除が自動反映されます。
手動
設定した解析項目のみ出力します。設定後に追加された項目は反映されません。
全選択の場合は、ドキュメントタイプへの解析項目の追加や削除を自動的に反映し、常に全ての解析項目が出力されるのに対して、手動の場合は、エクスポート設定時点で選択した解析項目のみが反映される点が大きな違いです。
例えば、ドキュメントタイプに新しい解析項目が追加された場合も、全選択では、特に設定をしなくても新しい解析項目の解析結果はエクスポート時に出力されますが、手動では、改めてエクスポート設定を編集しない限りは新規追加された解析項目の解析結果が出力されることはありません。
出力フィールドlink
出力フィールドでは、当該のエクスポート設定で出力される解析項目または表項目を選択できます。
ただし、項目選択モードにて全選択が選ばれている場合は任意の項目選択はできず、常に解析時点で設定されている解析項目(表項目)が自動的に選択されます。任意で項目を選択したい場合は、項目選択モードを手動にすることで、好きな解析項目(表項目)をエクスポートによる出力の対象とすることができます。
出力フィールドでは、全選択時を除いて項目の並び替えや削除ができます。
表項目の詳細設定
解析項目が表形式(CSV形式)の場合は、その表項目(列)をエクスポートでどのように出力するかを設定できます。
表形式の解析項目は、後から表項目(列)の追加・削除・並び替えができるため、過去に解析した結果と現在の設定とで列数が異なる場合があります。表項目の詳細設定では、このような場合に何列を・どの列を出力するかを、次の3つのモードから選択します。
- 全列展開:解析結果に含まれる列をすべて出力します。列数は解析結果によって変わることがあります。
- 列数固定:現在の設定の列数にそろえて出力します。列数は常に一定になります。
- 列指定:選んだ列だけを出力します。
*表項目の展開には、解析項目の解析方針がCSVである必要があります。詳しくはCSV展開を確認してください。
以下では、表形式の解析項目「注文明細」を例に、3つのモードの違いを説明します。
- 現在の設定(最新の状態):3列(品目/数量/金額)
- ただし、過去には末尾に「備考」列があり、4列(品目/数量/金額/備考)で解析された結果も残っている
全列展開
すべての解析結果に含まれる列を、一番列数が多い結果に合わせてすべて出力します。
上の例では、過去に4列で解析された結果があるため、現在の設定が3列でも最大の4列分まで出力されます。そのため、解析結果によって出力される列数が変わる(そろわないことがある)のが特徴です。
| 品目 | 数量 | 金額 | |
|---|---|---|---|
| ノートPC | 2 | ¥100,000 | 急ぎ |
| エアコン | 1 | ¥150,000 |
*上段は過去の4列の結果(そのまま4列出力)、下段は現在の3列の結果(4列目は空欄)です。
- 向いているケース:どの解析結果も列を欠かすことなく、含まれるデータをすべて出力したい場合
- 注意点:解析結果ごとに列数が変わることがあり、列数が一定になることを保証しません。また、最新の設定にない列(この例の「備考」)は列名(ヘッダー)が付きません。
列数固定
現在の設定(最新の状態)の列数に、常にそろえて出力します。
上の例では、常に3列(品目/数量/金額)だけを出力します。過去に4列で解析された結果も、現在の列数を超える分(備考)は出力されず、すべての行が3列にそろいます。
| 品目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|
| ノートPC | 2 | ¥100,000 |
| エアコン | 1 | ¥150,000 |
*4列で解析された結果も、現在の3列分だけが出力されます(超過分の「備考」は出力されません)。
- 向いているケース:常に同じ列数で安定して出力したい場合(表計算ソフトで扱いやすくなります)
- 注意点:現在の設定の列数を超える列は出力されません。
列指定
出力したい列だけを選んで出力します。
チェックボックスで現在の列名が表示されるので、出力したい列にチェックを入れます。例えば「品目」と「金額」だけを選ぶと、その2列だけが出力されます。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| ノートPC | ¥100,000 |
| エアコン | ¥150,000 |
- 向いているケース:多くの列の中から特定の列だけに絞って出力したい場合
- 注意点:列指定では、選んだ列の位置(何列目か)を記憶します。そのため、エクスポート設定後に列の並び替えや列名の変更をしても、エクスポートでは設定したときの列の位置だけを参照します。列を入れ替えると、意図した列と異なる列が出力される場合があるためご注意ください。
3つのモードの違い(まとめ)
| モード | 出力される列 | 列数 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 全列展開 | 解析結果に含まれる全ての列(最大列数に合わせる) | 結果により変動する | 欠損なくすべて出力したい |
| 列数固定 | 現在の設定の列数分(先頭から) | 常に一定(最新の列数) | 列数をそろえて安定して出力したい |
| 列指定 | チェックで選んだ列のみ | 選んだ列数で一定 | 特定の列だけに絞って出力したい |
いずれのモードでも、出力される列名(ヘッダー)は常に最新の設定の列名が使われます。
そのため、表項目の列の削除・並び替え・列名の変更をおこなうと、過去に解析した結果と最新の列名(ヘッダー)の対応がずれる場合があり、変更以前と以後で整合することを保証しておりません。途中で表項目の構成を変更する必要があり、変更以前と以後でそれぞれ期待する出力を得たい場合は、エクスポートパターンを分けるなどの対応をご検討ください。
Tips:CSV構造を持たない解析項目の展開について
CSV形式のデータ(CSV構造)を持たない解析項目を展開する場合は、全列展開と同じ方針で出力されます。この場合、先頭の1列目だけに項目名(ヘッダー)が表示され、2列目以降のヘッダーは空欄になります。
解析項目を追加
+解析項目を追加では、ドキュメントタイプには登録されているが、当該のエクスポート設定では登録されていない解析項目を新たな出力フィールドとして登録することができます。なお、出力フィールドには同一の解析項目を複数登録することはできません。
その他項目を追加
+その他項目の追加では、解析項目ではない特定のルールに基づいた任意の項目を追加できます。
- 空白
- 列に空白の値を出力します。
- ドキュメント名
- 列にドキュメント名を出力します。
- ファイル名
- 列にアップロードされたファイル名を出力します。
- ドキュメントタイプ名
- 列にドキュメントタイプ名を出力します。
- エクスポート日時
- 列にファイルがエクスポートされた日時を出力します。形式はいくつかの候補から選択することができます。
- アップロード日時
- 列にファイルがアップロードされた日時を出力します。形式はいくつかの候補から選択することができます。
ファイル名はアップロードした元ファイルそのものの名称、ドキュメント名はカルクペーパーに取り込まれた各ドキュメントの名称を表します。用途に応じて使い分けてください。
その他項目を適切に利用することで、エクスポートするファイルをより実務に活用しやすい形に整えることができます。
エクスポートパターンの編集link
エクスポート設定の一覧では、次の操作ができます。
- パターンの並び替え
- 並び替え(grid_view)ボタンでパターンの並び替えができます。
- 編集
- エクスポートパターンを編集できます。
- プレビュー
- エクスポートパターンのプレビューが表示されます。
- 削除
- エクスポートパターンを削除します。
Tips:defaultパターンについて
ドキュメントタイプ作成時には、パターン名defaultというエクスポートパターンが1つ作成されます。defaultパターンは、あらかじめ以下の設定がされています。
| 設定名 | 値 |
|---|---|
| パターン名 | default |
| ファイル形式 | Excel |
| ヘッダー出力 | 展開する |
| 単項目の繰り返し出力 | 繰り返して出力 |
| 出力ファイル名 | ドキュメント名+パターン名 |
| 項目選択モード | 全選択 |