はじめに
カルクペーパーとは
カルクペーパーは、日本語のみでルーティン業務を自動化できる、OCR搭載のAIサービスです。紙・PDF・Word・Excel・PowerPoint・画像など、あらゆる形式の書類をそのままアップロードするだけで、AIが内容を全文解析し、必要なデータの抽出・構造化・書類作成までを自動でおこないます。
特に、レイアウトが決まっていない非定型書類の読み取りに強いのが最大の特徴です。
専門知識や複雑な設定は不要
非定型書類にも対応した高精度なOCR
請求書・注文書・履歴書など幅広い書類に対応
こんな課題を解決しますlink
カルクペーパーは、AI-OCRで理解して構造化することで、次のような課題を解決します。
毎回のプロンプト作成や座標指定は不要。1回の設定でずっと使える
フォーマットが変わるたびに設定をやり直す必要がありません。
機械的な読み取りが難しい複雑な書類も心配なし。AIによって人間に近い精度で読み取りが可能
複雑な書類でも抽出精度が安定し、抽出結果を修正する作業は大きく軽減されます。
新しいフォーマットの用意は不要。現在使用中のフォーマットにそのまま転記・出力
わざわざ新しい出力フォーマットを用意する必要がありません。今あるフォーマットをそのまま利用できます。
カルクペーパーなら、アップロードするだけで「全文解析 → 抽出 → 構造化 → ファイル出力」が完結します。
一般的なAI(ChatGPTなど)との違いlink
一般的な対話型AIは、プロンプトで会話をしながら柔軟に処理を進められる一方、毎回指示を出す必要があり、繰り返しおこなうルーティン業務には向いていません。これに対しカルクペーパーは、あらかじめ準備したプロンプトを、ファイルのアップロード時に一括で自動実行します。
| 観点 | 一般的な対話型AI | カルクペーパー |
|---|---|---|
| 使い方 | 毎回プロンプトを書いて会話する | 一度設定すれば繰り返し使える |
| 出力の安定性 | 同じ質問でも結果が異なることがある | 回答が毎回一定になるよう設計 |
| 操作 | ラリー形式の対話が必要 | アップロードだけで完了 |
| 向いている用途 | 創造的な作業 | ルーティン業務の自動化 |
約62%
業務時間に占めるルーティン業務の割合
約5時間/日
ルーティン業務に費やす時間
ある調査では、ビジネスパーソンの業務時間のうち約62%(1日あたり約5時間)がルーティン業務に費やされているとされています。特に転記作業・資料作成・WEB検索が全体業務の約3分の1を占めており、この部分の自動化が大きな時間創出につながります。
主な機能link
カルクペーパーは、大きく2つの柱で構成されています。
① AIエージェント機能(データを取得する)
アップロードした書類からあらゆるデータを取得・構造化します。紙・PDFはOCRで、Word・Excel・PowerPointなどのデジタルデータやWEB検索からも、どの媒体からでもデータ取得を実現します。
② 書類作成機能(データを流し込む)
取得したデータを活用し、新しい書類を作成します。Word・Excel・PowerPoint・CSVなど、どんな雛形(テンプレート)にもデータを流し込むことができます。
内部の処理の流れ(仕組み)link
① 全文データ化
非定型書類特化のOCRがすべてのデータを全文データ化
② データ取得・変換
設定したプロンプトに基づき、データの取得と構造化・台帳化
③ データ流し込み
Excel・Word・PowerPointなどの指定場所への流し込みを自動化
カルクペーパーでできることlink
アップロードするだけで、非定型帳票を「使えるデータ」に変えられます。代表的な活用の方向性は次のとおりです。
入力業務の自動化
本業に専念するために、転記などの入力作業を自動化。
資料作成の自動化
資料作成の手間を減らし、テンプレートへの流し込みまで自動化。
社内データベースとの照合
あらかじめ社内データベースを登録していくことで、データの照合や突合といった作業まで自動化。
API連携
社内ツールへのAPI連携も可能。
設定は「日本語の箇条書き」でOKlink
カルクペーパーの設定は、マニュアルを書くように箇条書きで命令(プロンプト)を書くだけです。プログラミングや座標指定などの専門知識は必要ありません。たとえば、複数の請求書から5つの項目を取得する場合、次のように「解析項目名」と「プロンプト(命令文)」を日本語で設定します。
| 解析項目名 | プロンプト(命令文)の例 |
|---|---|
| 発行日 | 請求書の「発行日」または「請求日」として記載されている日付を取得してください(形式:YYYY/MM/DD)。 |
| 請求日 | 請求書の「請求日」として記載されている日付を取得してください(YYYY/MM/DD形式)。 |
| 請求書番号 | 請求書に記載されている請求書番号を取得してください。 |
| 宛名 | 請求書から宛名の会社名のみを取得してください。 |
| 合計金額 | 請求書全体の最終的な合計金額(税込)を取得してください。出力はカンマ付きの数字のみ(例:123,456)で記録してください(円マーク除去)。 |
非定型書類に強いのが最大の強みlink
定型書類と非定型書類link
書類は、大きく「定型」と「非定型」に分けられます。一般的なOCRは定型書類のみに対応していることが多いのですが、実際の現場では非定型書類が多く、従来のOCRでは対応が難しいのが実情です。
定型書類
データを取得する位置(座標)がすべて共通の書類。(例:免許証、マークシート、借入申込書 など)
非定型書類(カルクペーパーが得意)
データを取得する位置が毎回バラバラな書類。(例:請求書、領収書、名刺、履歴書、物件概要書、登記簿謄本、FAX手書き発注書 など)
レイアウトや拡張子がバラバラでも対応link
取得したい項目の位置(レイアウト)や拡張子がバラバラな書類でも、すべて対応できます。
アップロードするだけで共通フォーマット化(台帳化)link
レイアウトの異なる複数の書類をアップロードするだけで、設定した項目名に合わせて共通フォーマットの台帳(構造データ)に整理されます。
一般的なOCRサービスとの違いlink
| 一般的なOCR | カルクペーパー | |
|---|---|---|
| 設定方法 | 読み取り項目ごとに位置座標を設定 | 読み取り項目を日本語で記述するだけ |
| レイアウトごとの設定 | 各レイアウトごとに設定が必要 | レイアウトが違っても設定は共通 |
| 設定の手間(10項目・100レイアウトの例) | 10項目 × 100レイアウト=1,000設定が必要 | 10行の日本語だけで設定が完了 |
| 非定型書類 | 対応が難しい | 取得・名寄せを同時に実現 |
取得したデータは自社テンプレートに流し込めるlink
取得したデータは、自社の定型フォーマットに自動で流し込めます。さらに、複数の資料から必要なデータを抜き出し、1つの自社テンプレートにまとめて流し込むことも可能です。たとえば、登記簿謄本・名刺などの複数書類から必要な情報だけを集め、報告書などの指定フォーマットに自動で反映できます。
複数の書類・データ
自社テンプレートへ出力
活用事例link
業界・業務を問わず、さまざまな場面で活用されています。
受発注資料の台帳化
複数の請求書や発注書をアップロードし、各種受発注書類から台帳を作成。契約書類をまとめて処理し、ファイル管理の手間を削減。基幹システム用CSVへの変換も可能です。
登記簿から書類を自動生成
登記簿などから「物件概要書」を自動生成。名刺をアップロードした瞬間に会社情報を取得し、そこから契約書を作るといった使い方もでき、提案スピードの向上につながります。
契約書の期限管理を自動化
NDA(秘密保持契約)・業務委託契約書などの期限管理を自動化。名刺や既存資料から契約書を自動作成することもできます。
バラバラな報告書の管理を自動化
フォーマットがバラバラな工事報告書などもデータ化し、管理を自動化。履歴書・スキルシートの変換や、営業メモ・音声議事録からの提案書自動作成にも活用できます。
その他の対応機能一覧link
日本語による設定
項目名と命令文を日本語で書くだけ。専門知識や複雑な設定は不要。
高精度OCR・AI解析
画像・PDFから正確にデータ抽出。翻訳や要約なども自動実行。
多様な入力・出力フォーマット
PDF・Word・Excel・PowerPoint・画像など、さまざまな拡張子に対応。
一度の設定で完了
設定したプロンプトは何度でも再利用可能。ドラッグ&ドロップだけで業務完了。
API・RPA連携
社内ツールや外部システムと連携。RPAツールとの組み合わせで業務自動化。
プロジェクト管理
ドキュメントを整理。進捗・ステータス・履歴を一元管理。
高セキュリティ
自社資料のみで処理し、外部学習なし。権限管理・IP制限・操作ログを完備。
マルチデバイス対応
PC・スマホ・複合機から即時利用。場所を選ばずDXを推進。